FPGAは、デバイス選定・開発環境・RTL設計・タイミング収束と越えるべき壁が多く、「使えば解決できそうだが、社内に経験者がいない」という声をよく伺います。当社は、要求仕様からのデバイス選定・調達、RTL設計・実装、高速ADC/DACとの接続(JESD204等)、マイコン・PCとの連携まで、FPGA開発を業務としてお引き受けします。市販評価ボードと自社設計基板を賢く組み合わせ、開発リスクを抑えながら「動くシステム」へ素早く到達する進め方が特長です。
ハイエンド(UltraScale+クラス)での開発実績があり、周辺の電源・クロック・基板まで含めて一体で設計できます。
最初から全部を専用基板にせず、市販の評価ボードを活かして「動くこと」を早く確かめ、専用化が必要な部分だけ設計する——開発費と期間を抑える定石で進めます。
開発中のシステムで実際に構築している構成を、守秘のため用途・諸元を伏せた構成例としてご紹介します。
ハイエンドFPGA(UltraScale+クラス)の市販ボードと高速DACの評価ボードをFMCで直結し、JESD204リンクを確立して任意波形を生成。その先に自社設計のアナログ基板をつなぎ、システムとして仕上げている例です。全体を専用基板化する前に、評価ボードの組み合わせで「本命の処理」を動かし切るのがポイントです。
FPGA×高速DACの構成例(守秘のため用途・諸元は省略)。ピンク枠が自社設計部分。市販ボードと専用基板の役割分担で開発費と期間を抑えます。
すべてをFPGAに入れるのは、開発コストの面で最適とは限りません。開発中のシステムでは、サンプル毎のリアルタイム処理はFPGA、電源や状態の管理は小型マイコン、開発・解析・パラメータ調整はPCと役割を分担し、それぞれ最も開発しやすい場所に処理を置いています。この「置き場所の設計」自体が、FPGA開発の最初の重要な設計です。
処理の置き場所の考え方。要求の厳しさと開発のしやすさを天秤にかけ、システム全体で最適な分担を設計します。
※ 上記は現在開発中のシステムでの実績を、守秘義務のため用途・周波数などを伏せて一般化した構成例です。デバイスはAMD(Xilinx)系での実績が中心ですが、他ベンダーもご相談ください。ご相談時には、秘密保持契約のもとで具体的な事例をご説明できます。