アルゴリズムは、論文や数式から「モノとして動く」までの距離が長い領域です。「式は分かるが、実装すると性能が出ない」「シミュレーションと実機が合わず、原因が分からない」——当社は、通信・レーダー・同期などの信号処理を、MATLAB/Pythonでのシミュレーションから実機実装(FPGA・マイコン・PC)、実測との突き合わせまで一貫して開発します。シミュレーションと実機で同一の処理を使い、設計値と実測の差分を定量化できる進め方が特長です。
RF・計測を本業とするため、「信号がどう作られ、どう歪むか」を物理側から理解した信号処理設計ができます。
「シムでは動くのに実機で動かない」を防ぐには、机上と実機を同じ処理・同じ判定でつなぐことが近道です。
サイト内で公開している実施例・デモから、信号処理の観点でご紹介します。
車載通信(802.11p相当)の物理層を自社実装し、同じデータ・同じ雑音入り波形を「計算のみ」「SDR実機1台」「独立した2台」の3経路に入力して、同一の受信処理で比較した例です。受信成功率は3経路で一致し、実機で残る誤差(EVM)まで定量化。「机上と実機を同じ物差しでつなぐ」進め方の実証です。
レーダーのアレーアンテナ信号処理(デジタルビームフォーミング・MUSICによる到来方向推定)を実装し、透過材越しの波面から「レーダーが観測する角度誤差」を直接計算するツールに仕立てた例です。Python実装と数値一致を確認したうえでWebデモとして公開しており、ブラウザでそのまま動かせます。
※ このほか、同期・推定系のアルゴリズム開発を研究機関との共同研究で進めています(守秘のため詳細は非公開)。ご相談時には、秘密保持契約のもとで具体的な事例をご説明できます。