空間伝送型のワイヤレス給電(WPT)は制度化が進み、使用する周波数帯は固まりつつあります。つまりこれからの開発競争の主戦場は、RFハードそのものではなく——ビームをどう制御するか、人をどう検知して守るか、規格・性能をどう評価して詰めるか——という「ソフトウェアと評価」の側に移ります。当社は、送電ハードは帯域固定で作り込み、ビーム制御・安全ロジック・評価をFPGA/ソフトウェアで再構成しながら回す「ソフトウェア定義のWPT開発プラットフォーム」を提案します。ハード試作を繰り返す開発から、書き換えて即試す開発へ。
1回のイテレーションを「基板試作」単位から「ビットストリーム書き換え」単位へ。開発の回転数が変わります。
プラットフォームの4層構成。固定するもの(RF)と回すもの(ソフト・評価)を分けることで、開発速度が変わります。
プラットフォームの各層を、当社の実績技術で構成します。全部まとめても、一部だけでも。
「ソフトで書き換えると挙動が変わる」「ビームは実測で見える」——提案の根拠を、計算と実測でお見せします。
16素子の同一アレー(ハードは一切変更なし)に対して、FPGA上の重み(振幅・位相)だけを書き換えて、「受電器へ集束」「人を検知してヌル形成」「受電器の移動へ追尾」という3つの動作を実現した設計計算例です。ハード試作を挟まずに、この切り替えを何度でも試せるのが再構成型プラットフォームの価値です。
設計したビームが本当に狙いどおり形成されているか——それは実測で確かめられます。当社の計測技術では、空間の電場分布の可視化、放射パターンの計測、そして送電アレー開口面の電力(振幅・位相)分布の解析までが可能です。「ビームがどこへ飛んでいるか」と「アレーのどこが、どう励振されているか」の両方が見えるため、ソフトで書き換えたビーム制御の実測フィードバックとして、そのまま開発ループに組み込めます。
※ CASE 01は設計計算例、CASE 02は当社の実測事例です。WPTシステムとしての開発・評価は、対象の周波数帯・規格・運用条件に合わせてご提案します。制度・規格適合の認証取得そのものは対象外ですが、適合に向けた性能評価・設計改善をご支援します。