DASTやOH1に代表される有機非線形光学結晶は、テラヘルツ波の発生・検出を担う鍵材料ですが、潮解性・劈開性を持つため水が使えず、剥離や割れが生じやすい難加工材料です。当社は、300GHz帯対応のEOセンサプローブを自社開発する過程でこれらの結晶の育成・加工技術を確立しており、DAST・OH1の育成と、切断・研磨の加工を受託しています。その他の材料についても検討いたしますので、ご要望があればご相談ください。
当社のアンテナ計測用EOセンサプローブは、センサ素子に非線形光学結晶を使用しており、用途に応じてDASTやOH1といった有機材料を採用しています。300GHz(波長約1mm)の周波数帯域に対応するため、結晶の育成から加工までの技術を自社で開発し、製造・加工工程を確立しました。外販のために整えた技術ではなく、自社製品の性能を出すために磨いてきた技術です。
| 対応材料 | DAST/OH1(加工実績あり)。その他の有機非線形光学材料は要相談 |
|---|---|
| 対応内容 | 結晶育成/加工(切断・研磨) |
| 加工例 | 育成結晶からの1mm角への切り出し。サイズはご相談ください |
| 主な用途 | テラヘルツ波の発生・検出素子/EOセンサ素子などの研究開発用途 |
| 提供形態 | ご要望・研究内容をお伺いした上での受託 |
用途や研究内容をお伺いした上で、お受けできるかどうかを判断させていただきます。内容によってはお引き受けできない場合があります。また、難加工材料のため結晶の性能・仕様の保証はいたしかねます。歩留まりの観点から、複数個でのサンプル提供をお願いする場合があります。
※ 現在も有機非線形光学結晶(DAST・OH1)の育成・加工条件の最適化に継続して取り組んでいます。この結晶技術は、当社の電場可視化評価やサブテラヘルツ帯アンテナ近傍界計測を支える基盤技術でもあります。