無線開発の失敗の多くは、作り始める前の判断——方式選び・成立性の見積もり——で決まっています。「5Gか、Wi-Fiか、LPWAか、それとも独自方式か」「その距離、その速度で、そもそも届くのか」。当社は、要件の言語化から方式・モジュールの比較選定、リンクバジェット、リンクレベルシミュレーションまで、開発着手前の机上検討を業務としてお引き受けします。数字と根拠で判断できる材料をお渡しし、そのまま開発・評価までつなげられます。
通信の教科書どおりの検討を、御社の要件に合わせて実務の速度で回します。
検討だけで終わらせず、後工程(開発・評価)と地続きの成果物にします。
机上検討の中身を、公開している実施例と構成例でご紹介します。
車載通信(802.11p相当)の物理層を自社実装し、通信環境(見通しの良し悪し)や方式(変調・符号化)によって受信成功率がどう変わるかを定量評価した例です。右図のように「同じ成功率を得るのに、環境が悪いとどれだけ明瞭な信号が必要になるか」が数字で見えるため、方式選定やリンクバジェットの根拠になります。
無線リンクの成立性は、送信電力からアンテナ利得・伝搬損失・各種マージンを足し引きし、受信感度に対する余裕(リンクマージン)で判断します。開発中のカスタム無線システムでも、この収支計算を起点にアンテナ利得・送信出力・帯域の要求仕様を決めています。考え方は右図のとおりシンプルですが、各項目に妥当な値を置くには経験が要ります——そこをお手伝いします。
リンクバジェットの考え方(模式図)。この収支で「届くか」を定量判断し、要求仕様に落とし込みます。リンクバジェット電卓(Webデモ公開中)でブラウザ上でそのまま試せます。
※ 方式検討・リンク設計は、規格の通信(5G・ローカル5G、Wi-Fi、LPWA、UWB等)と独自方式のどちらにも対応します。研究開発中の独自無線システムでの実績があります(守秘のため詳細は非公開)。